山手線 上野駅 |
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山手線で旅をする |
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上野駅上野駅は山手線の中でも大きなターミナルのひとつで、終着駅のイメージを彷彿する 頭端式のホームがあるのは、この駅だけです。(東急などの民営鉄道には存在しますが) 上野駅が近づき、スピードを落として、多くのポイントを越えていく時の揺れは、何ともいえ ない旅の余韻でもあります。それは故郷を後にして、夢を求めて都に来た人々にとって、 忘れることの出来ない東京への序章だったと思われます。ただそれもかなり昔のイメージに なりつつありますが。 現在の上野駅は改修されて、非常にモダンなイメージになりましたが、当初の高層ビル化の 構想も断ち切れ、また東北、上越新幹線の東京延伸に伴い、乗降客は減る方向にあります。 ちょっと寂しげな上野駅を応援するために、今日は上野駅周辺を旅したいと思います。
今日は、アメ横には向わず反対の方向からスタートしたいと思います。都内には、秋葉原の 電気街や、神田神保町の古本屋街など同じカテゴリーの商業が集中して、街を形成する 事が非常に多く見られます。前述のほかにも、繊維問屋街や宝石問屋街、また変わった ところでは自動車修理工場街とかあるのを皆さんはご存知でしょうか? さてここで問題です。上野には何街があるかご存知ですか?(アメ横ではありません。) 東上野口から昭和通りを北上するとその答えはすぐわかります。昭和通りの両サイド にはバイクショップがぎっしり並んでいます。その数100軒で、50年以上の歴史があります。 バイクショップが100軒並んで商売が成り立つ。ここが東京という街の懐の深さですね。 |
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バイクショップを見物しながら、昭和通りを少し北上して右折します。実はここに鉄道 マニアにとっては非常に興味深い名所があります。本来浅草通りを東に向う銀座線 ですが、東京メトロの検車区に向う引き込み線が北に伸びています。なんとその引き 込み線の一部が地上に出ているため、そこにはなんと地下鉄の踏み切りがあります。 ちょっと専門的なお話で恐縮ですが、銀座線や丸の内線の古い地下鉄には、第三軌 条といいまして集電用のレールが電車下の側面についています。750ボルトの電流 が流れていますので、これに触れると非常に危険です。
以前、丸の内線が大雨で冠水したことがありますが、こうなるとトンネル内を歩く事はかなり危険な事になります。 ですので、この銀座線の踏み切りには、普通の踏み切りとはちょっと変わったところがあります。線路側にも遮断機が付いていまして、一般の人々 が誤って線路側に入って、第三軌条に触れないような配慮がしてあります。 ここで一旦上野駅に戻って、屋上のデッキを渡って公園口に向かいます。このデッキは非常に開放的で、なおかつ近道で非常に便利なスペース です。天気の良い日は皆ここで日向ぼっこをしながら、お弁当を広げる方もいます。 さて上野公園といえば、上野動物園が有名です。ただ入場者数だけを見ると、北海道旭川の旭山動物園に抜かれています。私も旭山動物園に 行ったことがありますが、確かのその動物の見せ方は、お金を欠けないアイデアに満ち溢れていました。 ごめんなさい。話題に出しましたが、本日は動物園には行きません。 上野公園のもうひとつの特色と言えば、芸術的な施設が非常に充実していると言う事です。公園口の前には、国立西洋美術館、そのお隣には 国立科学博物館、そしてそのまま北東にちょっと進むと、かなり大きめの東京国立博物館に出ます。そのまたお隣には、東京芸術大学が鎮座 してちょっと南には東京都美術館があります。しかしこれだけの芸術的施設が並んでいるの所も、珍しいと思います。上野はアートな街でも あったんですね。 建物を見るだけでもちょうど良い散歩になりますので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。
さて少し疲れたので、上野の山を降りてこれまた有名な不忍の池畔から上野の山を見上げました。もともと上野公園は、慶応の戊辰戦争の 際に、官軍によって焼き野原になった上野の山を公園に変えたものです。悲惨な戦争によって生まれた都会の遊休地を、平和で芸術的な公園 にしたことは当時の明治政府の大英断だったと思います。 このまま帰ってもいいのですが、さすがにここまで来ると定番のアメ横に行きたくなりました。今夜の酒の肴を探しに寄って帰ります。
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